行政処分強化！
国土交通省が3月30日、7月から自動車運送事業者に対する行政処分等の基準を改正すると発表があり、過労運転防止関連の処分が強化されます。
運送事業者に対する締め付けがジワリジワリと進んでいる中で運賃の底上げは置き去りのままで、中小零細運送事業者の経営状況は苦しくなる一方です。人手不足や安全対策で運送事業者数を減らす方向なんでしょう。
社会保険未加入や健康診断を受けさせないどころか、いまだに表向き正社員の持ち込みドライバーが存在する中小零細も多くあると聞きます。
荷主にとっては社会保険未加入であろうが、安全対策を徹底するよりも安い運賃を最優先にする荷主も多く、事故が起こればすべて運送事業者の責任と考えているようです。
しかし今後、適正でない運賃で無理難題を押し付ける荷主の荷物を運んでくれなくなる時代が来ている事を早く理解しないと大変なことになると想像できます。
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